180 :名無しさん@おーぷん
ウトが逝って15年、トメが逝って3年経った。
私はウトメから逃れるために自さつしようと思った事もあった。
夫は、「気にしなければ良い」「そんなんだと、お前は世の中の
どんな義父母ともやっていけない」「言いたいだけ言わせて、
お前は聞き流せば良い」と言うだけ。

待って待って25年、最後に残ったトメが逝った。夫は号泣してた。
その直後は、私は嬉しくもなく、もちろん悲しくもなく、ただただ
終わったなあとしか感じなかった。

この頃、しみじみとウトメが居なくなって嬉しいと感じる。
私は人間として腐っているのだろうが、折に触れてしみじみと嬉しい。
今となれば、ああも言い返せた、あんな事も仕返しできたと無念に思うが、
もう、どうでも良い。

彼らは居ないのだ。墓!墓!とか跡継ぎ!とか喚いていたが、全部彼らの
希望通りになっていない。「折に触れて兄弟で集まって親を偲べ」などと
言っていたが、夫の兄弟には2年前に会ったきり。

彼らはタヒんでもう居ない。さまざまな嫌な思い出を思い出す度に、
盆と正月が来る度に、しみじみと喜びを感じる。
ウトメはタヒんでもう居ない!\(^-^)/